能登地震で集団避難の中学3年生 2カ月ぶりに帰郷し卒業式へ[2024/03/08 12:00]

 能登半島地震で、集団避難していた石川県輪島市の中学3年生が、8日朝、地元に戻りました。9日の卒業式に合わせておよそ2カ月ぶりにふるさとに帰ります。

 地震の被害が大きかった輪島市では、1月中旬に希望する中学生およそ260人を避難先の白山市内に集団避難させていました。

 このうち3年生は、9日、卒業式が行われることから、避難先の施設を退所して、地元に戻ることになりました。

 8日午前9時ごろ、生徒73人が荷物を持ってバスに乗り込み、施設の職員らに見送られながら出発しました。

 避難先の施設には、輪島市内の3つの中学校から最大でおよそ100人の3年生がいましたが、8日までに全員が退所したということです。

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