UAE渡航歴の男性ら5人が「はしか」に感染 欧州で流行中 厚労省が注意呼びかけ[2024/03/08 11:23]

 厚生労働省は海外渡航歴のある5人がはしかに感染していたことを発表しました。5人は同じ飛行機に搭乗していました。

 厚生労働省によりますと、先週、東大阪市に住む20代の男性が発熱や発疹の症状があったため、病院で診察を受けたところはしかに感染していることが確認されました。

 この男性にUAE=アラブ首長国連邦への渡航歴があったことなどから調査をした結果、同じ飛行機に搭乗していた堺市に住む20代の男性ら4人の感染が確認されました。

 5人はいずれも24日に関西国際空港に到着する便に乗っていたということです。

 現在、ヨーロッパを中心に海外ではしかの流行が報告されています。

 はしかは感染力が非常に強く、発熱やせき、鼻水などの症状の後、39℃以上の高熱と発疹が現れます。

 厚労省ははしかが疑われる症状がある時は、事前に医療機関に連絡し、可能な限り公共の交通機関の使用を避けるなどの対応を呼び掛けています。

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