全国の新型コロナ・インフルエンザともに患者数減少傾向続く 厚労省「ピーク越えた」[2024/03/08 18:38]

 季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの全国の患者報告数はともに前の週から減少しました。厚生労働省は「この冬のピークは越えた」としています。

 厚労省によりますと、先月26日から今月3日までの1週間に報告されたインフルエンザの1定点医療機関あたりの患者報告数は全国で「13.96人」で、前の週の「16.76人」から3週連続で減少しました。都道府県別で最も多かったのは北海道の「27.35人」で、次いで石川県が「24.85人」でした。

 また、新型コロナの患者報告数は全国で「6.99人」で、前の週の「7.92人」から4週連続で減少しています。厚労省は「この冬の感染のピークは越えたと考えられる」としています。

 そのうえで、今後、年度末や春休みの時期に入り、人の動きが活発になることが予想されるため、引き続き感染防止対策をしてほしいと呼び掛けています。

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