伊勢名物「赤福餅」が新幹線で新潟へ 車両スペースを有効活用で“試験輸送”[2024/03/08 23:56]

 東海道新幹線が車両のスペースを使った荷物輸送を試験的に始め、伊勢名物の「赤福餅」が名古屋から新潟まで運ばれました。これで北海道から九州まで新幹線を使った荷物輸送が可能となります。

 伊勢名物の赤福餅がJR名古屋駅から東海道新幹線に積み込まれていきます。

 JR東海が試験的に始めた新サービス「マッハ便」は、新幹線の車内販売などで使わなくなったスペースを活用し、荷物の輸送をするものです。

 ただ、運べるのは限られた量で、医薬品などの輸送が想定されています。

 すでにJR東日本と西日本が同様のサービスを始めていて、赤福餅はその後、JR東京駅で積み替えられて新潟駅まで運ばれ、販売されました。

 JR東日本の管内で東京駅以外で赤福餅が販売されたのは初めてのことだということです。

 JR東海は4月以降にサービスを開始したいとしていて、実現すれば北海道から九州まで新幹線での荷物輸送が可能となります。

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