能登半島地震 珠洲市で臨時救護所が閉所[2024/03/10 06:32]

 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市で、医療支援にあたってきた臨時の救護所が役目を終えて閉所しました。

 珠洲市の道の駅に仮設テントで設けられた「すずなり救護所」は、市の総合病院に患者が集中し、医療資源が逼迫(ひっぱく)するのを防ぐため臨時の医療施設として稼働してきました。

 救護所には日本赤十字社の医師らが常駐し、診療などにあたってきましたが、医療提供体制が通常に戻りつつあることなどから、9日で活動を終えました。

受診に来た珠洲市民
「もうちょっとあっても良いかなとも思うけど、病院も開いてきたのでこれも復興の一つかなと」

 約2カ月間で950人ほどが救護所を受診したということです。

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