能登地震 集団避難の住民 2カ月ぶりに一斉帰宅 輪島市鵜入町[2024/03/11 12:30]

 能登半島地震で被災し、集団避難していた石川県輪島市の住民がまとまって帰宅することになり、避難先の施設を出発しました。

 能美市の辰口福祉会館には、1月19日から輪島市鵜入町の住民が集団避難していました。

 地域の電気が復旧して沢の水をポンプでくみ上げることができるようになったため、帰宅を決めたということです。

 11日朝は6世帯10人が県の用意したバスに乗り込み、避難先の施設を出発しました。

輪島市鵜入町 濱野勝己区長
「住宅の方が全壊とか住めないような状態の人がいっぱいいるので、私らだけ先に帰るのは心苦しい」

 県によりますと、集団避難していた住民がまとまって帰宅するのはこれが初めてだということです。

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