能登半島地震で被災の石川・輪島市 東日本大震災に合わせて「復興マルシェ」開催[2024/03/11 18:22]

 能登半島地震の際の火災で多くの店舗が焼失した輪島朝市の店主らが、東日本大震災の日に合わせて「復興市」を開きました。

 石川県輪島市で「小さな小さな復興市」と題された催しには、地震で被災した飲食店や和菓子店など5店舗の商品が並べられ、訪れた地元の人は、なじみのある商品をうれしそうな表情で手に取っていました。

 また、東日本大震災が起きた時刻には、東北の方角に向けて黙祷(もくとう)が捧げられました。

輪島朝市で和菓子店を経営 中浦政克さん(60)
「被災地同士、協力していったりお互いに支援をし合うという、そういう状況が続いておりますので、この日に私たちも一歩踏み出したよということを東北の皆さんにもお伝えしたかった」

 店主らは、今後も定期的に「復興市」を開きたいとしています。

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