柿沢被告に猶予付き有罪判決 区長選巡る公選法違反事件[2024/03/14 10:42]

 東京・江東区長選挙を巡る公職選挙法違反事件で、元衆議院議員・柿沢未途被告に対して、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡されました。

 柿沢未途被告(53)は、去年4月の江東区長選挙を巡り区議らを買収したほか、前区長の木村弥生被告(58)の有料広告を違法に掲載させた罪に問われています。

 東京地裁は先ほどの判決で、「選挙の公正という民主主義の根幹への信頼を揺るがす悪質な犯行である」と指摘しました。

 そのうえで「辞職に伴い一定の社会的制裁を受けている」などとして、柿沢被告に対し、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

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