春闘の中間集計で5.28%の賃上げ率 33年ぶりに5%超え 連合[2024/03/15 16:55]

 連合は今年の春闘の賃上げ率が中間集計で5.28%だったと発表しました。1991年以来、33年ぶりに5%を超えたということです。

芳野友子会長
「要求に対して満額、あるいは要求を超える回答を引き出した組合数は昨年以上」

 連合によりますと、15日午前10時の時点で回答を行った771組合の賃上げ額の平均は月額1万6469円で、去年の同じ時期よりも4625円増えました。

 賃上げ率は5.28%で、5%を超えるのは1991年以来、33年ぶりだということです。

 連合は「人への投資が不可欠との認識のもと、有意義な交渉が行われたことは来年以降の持続的な賃上げにつながる」と評価しています。

 芳野会長は「これから交渉が本格化する中堅・中小組合、さらに社会全体にこの流れをつなげるよう、精いっぱいサポートしていく」としています。

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