現役教員が学校で役立つ「生成AI」の活用術学ぶ[2024/03/18 08:35]

 学校でどうAIを生かすのか。教員らが学校現場での生成AIの活用方法を学ぶイベントが開かれました。

 生成AIの活用と普及を目指す団体の「GUGA」が開いたイベントには現役の教員らおよそ40人が参加し、学校現場で役立つ生成AIの活用術を学びました。

 東大OBらのクイズ作成グループ「QuizKnock」も加わり、日頃、教員が頭を悩ます作業について、生成AIに指示をしました。

 例えば席替えでは、生徒の視力や体格などの条件を加えて、実際に使える回答が得られるか実践が行われました。

都立小学校の教員
「キーワードを入れて(学芸会の)ストーリーを作ってもらって、台本を作るっていうのをこの時間で挑戦したら、できちゃったのですごいなと思いました」

私立学校の教員
「学校の先生同士もなんですけど、子どもたちと一緒にやってみたいなというのはすごい興味がありました」

 文科省からは去年、暫定的なガイドラインが示され、全国52の学校で試験的に生成AIの活用が始まっています。

 今後、子どもたちに正しい使い方を指導するために、教員の活用スキル向上が課題となっています。

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