「日本版DBS」法案が閣議決定 教員などの性犯罪歴を確認へ[2024/03/19 11:35]
子どもに関わる仕事に就く人に対して性犯罪歴の有無を確認する「日本版DBS」法案が、閣議決定されました。
加藤こども政策担当大臣
「(法案を)起点に社会全体で、子どもたちを性暴力から守る社会的意識を高めていく観点からも大変重要な法案」
政府は19日、子どもに関わる仕事に就く人に性犯罪歴の有無を確認する「日本版DBS」法案を閣議決定しました。
保育所や教育現場では犯罪歴の確認が義務付けられるほか、禁錮以上の場合は刑を終えても「20年」は照会の対象となります。
こども家庭庁は去年10月の臨時国会への提出を目指しましたが、与党から「内容が不十分」との意見が出て見送られていました。
今後、国会での審議が始まります。