【速報】セントレア 空港線「窓にひび」連絡橋で立ち往生 乗客は徒歩で最寄り駅に[2024/03/20 23:45]

 強風による停電で名古屋から中部空港を結ぶ鉄道が運転見合わせになり、電車が乗客を乗せた状態で橋の上で停止しました。

乗客
「急に停電して『止まります』と言われて、『強風の影響で故障したので待ってて下さい』と言われて真っ暗な中で過ごしました」
「電車が急ブレーキを掛けてすごい振動が不安になった。停電して何も見えなくて、寒くて」

 名古屋鉄道によりますと、20日午後7時20分ごろ、愛知県常滑市の中部空港に続く連絡橋で、名古屋鉄道空港線の特急電車のパンタグラフが損傷しました。

 このため電車は停電し、約400人の乗客は午後9時すぎに連絡橋の上で車両から降ろされ、最寄りのりんくう常滑駅に徒歩で向かいました。

 乗客の1人によりますと、「橋に差し掛かった直後、床下から異音がして止まった。車両の窓にひびが入っていた」ということです。

 この影響で、常滑駅と中部国際空港駅の間は上下線で20日の運行が見合わせとなりました。

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