連続企業爆破事件に関与か 桐島聡容疑者を容疑者死亡で不起訴処分 東京地検[2024/03/21 15:58]

 1970年代の連続企業爆破事件に関与した疑いがあるとして神奈川県内の病院で確保され、死亡後に書類送検された桐島聡容疑者(当時70)について、東京地検は容疑者死亡で不起訴処分としました。

 「東アジア反日武装戦線」のメンバー・桐島聡容疑者は1970年代の連続企業爆破事件のうち5件に関与したとして、殺人未遂と爆発物取締罰則違反の疑いで容疑者死亡のまま今年2月に書類送検されました。

 東京地検は今月21日、桐島容疑者を容疑者死亡で不起訴処分としました。

 桐島容疑者は1月に神奈川県内の病院で警視庁公安部に確保され、その後、死亡しましたが、DNA型鑑定や捜査などの結果、本人だと特定されていました。

 桐島容疑者は事件後、約50年にわたって「内田洋」の偽名で潜伏生活を続けていたということです。

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