全国インフルエンザ患者数 2週連続で増加 春休みの感染対策を 厚労省[2024/03/22 15:42]

 インフルエンザの全国の患者報告数は「17.26人」で、2週連続で増加しました。厚労省は人の動きが活発になる春休みなどでの感染対策を呼び掛けています。

 厚生労働省によりますと、11日から17日までの1週間に報告されたインフルエンザの1定点医療機関あたりの患者報告数は全国で「17.26人」でした。

 前の週の「16.14人」から2週連続で増加しています。

 報告患者の総数は8万5162人です。

 都道府県別で患者報告数が最も多かったのは新潟県の「38.00人」で、次いで石川県が「36.69人」でした。

 3124の施設が休校や学年閉鎖になっています。

 厚労省は「B型への置き換わりが進んでいる。今後の動向に注視していきたい」としています。

 そのうえで、これから年度末や春休みの時期で人の動きが活発になることが予想されるため、引き続き感染防止対策を呼び掛けています。

 一方、新型コロナの患者報告数は全国で「6.15人」で、6週連続で減少しています。

こちらも読まれています