能登地震で被災 日本航空高校石川ラグビー部 全国選抜大会に挑む[2024/03/22 23:58]

 能登半島地震で被災したため地元を離れて練習を重ねてきた日本航空高校石川のラグビー部が全国大会の開会式を迎えました。

 22日、埼玉県熊谷市では全国高校選抜大会の開会式が開かれ、石川県輪島市で被災した日本航空高校石川のラグビー部の選手たちも参加しました。

 ラグビー部は19年連続で全国大会に出場する強豪ですが、能登半島地震でグラウンドに亀裂が入るなどし、母校での練習が困難となっていました。

 ライバル校で20年来の交流がある愛知県の中部大学春日丘高校などの支援を受けて先月から練習を再開し、出場にこぎ着けました。

日本航空高校石川 上野魁心キャプテン
「自分たちの練習環境を整えてくれた様々な関係者やサポートしてくれた人たちに感謝の気持ちを込めてプレーしてきました。航空らしい体を張った激しいプレーで地元に感動や勇気を与えられるように頑張っていきたい」

 日本航空高校石川は23日、京都成章高校との初戦に挑みます。

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