“幻想的な光”を観光船から見物 富山湾の春の風物詩「ホタルイカ漁」[2024/03/24 07:22]

 富山湾の春の風物詩、ホタルイカ漁を船から近くで見物できる観光船の試乗会が行われました。

 23日午前3時すぎ、滑川漁港から沖合1.5キロの漁場に仕掛けていた定置網が引き上げられると、数多くの赤いホタルイカが海面に見え始めました。

 その後、船の灯りが消されると、ホタルイカの幻想的な青白い光が浮かび上がり、観光船に乗った客から歓声が上がりました。

招待客
「イカって生きてるのって、思っていたより大きくて、赤くて。でも光ったらあんなに青いんだなと思って、きれいでした」
「(Q.青い光どうでしたか?)なんかきれいで、また見たいなと思いました」
「青い光がちゃんと見えて、すごく幻想的で、きれいで良かったです」

 23日の水揚げ量は通常よりやや少なめの2.2トンでしたが、これから最盛期に向けて今年は例年並みの水揚げが見込まれています。

 滑川市水産観光課によりますと、期間中の観光船の予約は週末を中心にほぼ満席ですが、まだ予約できる日もあるということです。

 観光船の運航は今月30日から5月6日まで行われます。

こちらも読まれています