ジェットスター労働組合 29日から再びストライキへ 労組の男性の解雇めぐり[2024/03/27 13:22]

 去年の12月にストライキを実施したジェットスター・ジャパンの労働組合は、29日から再びストライキをすると発表しました。

 ジェットスター・ジャパンの機長や客室乗務員で作る労働組合は、未払い賃金の支払いなどを求めて、去年12月にストライキを行っていました。

 その後、元日に能登半島で発生した地震で中断していましたが、今月に入って組合の執行部の男性が会社側から懲戒解雇処分を受けました。

 労組側は解雇は不当だとして撤回を求めていて、会社側が団体交渉に応じない場合、29日からストライキを再開すると明らかにしました。

 前回は一部の組合員が参加する「指名スト」が行われ、最大で1日17便の欠航が出ました。

 今回は組合員全員が参加する「全面スト」を検討しているということです。

 ジェットスター・ジャパンは「お客様のことを第一に考え、今後の対応を検討する」とコメントしています。

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