宝塚パワハラ問題 上級生の謝罪文を手渡し検討[2024/03/28 05:57]

 去年、宝塚歌劇団の俳優が死亡した問題で、歌劇団側がパワハラをしたとされる上級生の謝罪文を遺族に手渡すことを検討していることが分かりました。

 去年9月に死亡した宙組の女性(25)の遺族は、上級生からのパワハラがあったとして謝罪を求め、歌劇団側と協議していました。

 その後の関係者への取材で、歌劇団を統括する阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が上級生から謝罪文を預かり、遺族に手渡す方向で調整していることが新たに分かりました。

 さらに、角会長らの謝罪や金銭の支払いなどについても遺族側と詰めの協議を進めているということです。

 遺族側の代理人は交渉内容について、28日に会見を開く予定です。

 歌劇団側も合意に至れば会見を開くとしています。

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