小林製薬「紅麹サプリ」 未知の成分去年4月以降混入[2024/03/28 05:50]

 「紅麹(こうじ)」を原料としたサプリによる健康被害が相次いでいる問題で、小林製薬は、紅麹に混入していた「未知の成分」は去年4月以降に製造されたものに含まれていたと明らかにしました。

 小林製薬のサプリを巡っては、これまでに摂取した2人が死亡し、106人が入院したことが報告されています。

 小林製薬は、紅麹の製造過程で「未知の成分」が混入し、腎臓疾患を引き起こした可能性があるとみています。

 その後の取材で、「未知の成分」は去年4月から12月に製造された紅麹で確認されたことが分かりました。

 また、現時点で健康被害を訴えている人は、去年7月以降に製造されたサプリを摂取していたということです。

 小林製薬は28日に株主総会を開き、一連の問題について経営陣が説明する見通しです。

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