小林製薬 株主総会始まる 株主からは怒りの声も…[2024/03/28 12:38]
紅麹（こうじ）を使ったサプリの問題発覚後、初めて小林製薬の株主総会が開かれ、株主からは「怒りの声」が上がっています。株主総会が行われている会場から報告です。
（大野聡美記者報告）
小林製薬の株主総会は約60人の株主が参加し、非公開で今も続いています。
広報によりますと冒頭、小林章浩社長が陳謝しました。
小林製薬 富山有子広報部長
「冒頭、今回の件について（社長から）陳謝をさせていただき、それから株主様に対して状況の説明をしています」
総会では、亡くなった人が増えたことについても陳謝しました。
株主からは製品と健康被害との関連についての質問が相次ぎ、会社からは原因究明に向けて状況を確認していると回答がありました。
株主
「怒っているよ。怒らないでどうするの。迷惑を掛けているんだもん。社長に『あなたが気付いたのはいつか』と聞きたい」
「人の命に関わるなんて思ってもいなかったのでそれがすごくショック」
小林製薬は国内事業の売上高の半分以上がサプリを含むヘルスケア商品の販売によるもので、今回の問題が経営にどう影響するのかは見通せないということです。
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