ジェットスター労組 全面ストは中止も「指名スト」を決行 会社側「運航に支障なし」[2024/03/29 00:52]

 ジェットスター・ジャパンの労働組合が組合の執行部の男性に対する懲戒解雇処分の撤回を求めてストライキを決行します。

 格安航空会社「ジェットスター・ジャパン」の機長や客室乗務員で作る労働組合「ジェットスタークルーアソシエーション」は29日から予定していた組合員全員が参加する「全面スト」を中止し、一部の組合員が参加する「指名スト」を行います。

 29日は機長1人がストライキを行います。

 組合側は未払い賃金の支払いなどを求めて去年12月にストライキを行いましたが、能登半島地震を受け中断していました。

 今月に入り組合の執行部の男性が会社側から懲戒解雇処分を受けたため、組合側は解雇の撤回を求めてストライキを再開するということです。

 これを受けてジェットスター・ジャパンは29日については代替の乗務員が確保できたため、運航便への影響はないとしています。

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