小林製薬の紅麹(こうじ)を使ったサプリメントで健康被害が出ている問題で、厚労省は所管する研究所で原因物質の特定を進める方針を明らかにしました。
小林製薬は、28日、死亡した人は4人、入院した人は93人に上ると発表しました。
厚労省は調査会を開き、国立医薬品食品衛生研究所で原因物質の特定を進める方針を明らかにしました。
また、小林製薬が直接、紅麹を卸している52社と、その52社から紅麹を仕入れて製品にしている173社に対して、1日に摂取する紅麹の配合量が100ミリグラム以上の製品があれば報告するよう求めました。
さらに、過去3年以内に医師から健康被害の報告が1件でもあった製品についても速やかな報告を求めました。
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