【速報】小林製薬の「紅麹」健康被害 未知の成分は「プベルル酸」か 厚労省に報告[2024/03/29 17:45]

 小林製薬は健康被害のあった「紅麹(こうじ)」を使った製品から毒性が強い「プベルル酸」という物質を検出したと厚生労働省に報告しました。

 小林製薬は健康被害があった製品のロットに想定してしない物質を検出したため分析を行ったところ、プベルル酸が検出されたと明らかにしました。

 厚労省によりますと、プベルル酸は青カビから生成される天然化合物で、抗生物質の特性を持っていて、毒性が非常に強いということです。

 厚労省はこの物質が原因である可能性について「一定程度ある」としていますが、現時点で腎臓への影響などは明らかになっていないということです。

 そのうえで、他にも想定していない物質がないか、あらゆる可能性も含めて網羅的に検証していくとしています。

こちらも読まれています