小林製薬の紅麹(こうじ)を使ったサプリメントを巡り、健康被害の報告が相次いでいる問題で、厚生労働省と大阪市は30日午前、原料を製造していた小林製薬の工場に立ち入り検査に入りました。
紅麹を使ったサプリメントを巡ってはこれまでに5人が死亡し、100人以上が入院しています。
さらに、健康被害が確認された製品などから「プベルル酸」という物質を検出したと小林製薬が厚労省に報告したことも明らかになりました。
厚労省はこの物質が原因の可能性は「一定程度ある」としつつも、他に原因となり得る物質がないか検証していくとしています。
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