117年の歴史に幕…根室線の一部区間 セレモニーに倉本聰さんが、サプライズ登場[2024/04/01 08:25]

 1907年に開業したJR根室線の富良野から新得間の運行が、先月31日で廃止になりました。

 かつては札幌と十勝を結ぶ大動脈でしたが、利用者が減少し、2015年にはおよそ10億円の赤字区間となっていました。

 最終日の先月31日、沿線の駅ではセレモニーが行われました。

 ドラマ「北の国から」の第1回のロケ地にもなった布部駅には、脚本を手掛けた倉本聰さん(89)も駆け付けました。

倉本さん
「寂しいですね。ここ来るの、本当に久しぶりなんですけども。待合室、ストーブがあって、その誰もいない所で、1人で座り込んで、構想を練ったのは『北の国から』です」

 最終列車は午後9時すぎに富良野駅に到着し、117年の歴史に幕が下りました。

(「グッド!モーニング」2024年4月1日放送分より)

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