能登半島地震後初の水揚げ「富山湾の宝石」春の訪れを告げるシロエビ漁始まる[2024/04/01 16:50]

 富山湾に春の訪れを告げるシロエビ漁が始まりました。

 1日午前7時すぎ、富山県射水市の新湊漁港には漁を終えた船が戻り、取れたばかりのシロエビが並びました。

 シロエビは沖合3キロ、水深300メートルほどの深海に生息していて、海底の傾斜が急な富山湾でのみ漁が行われていることから「富山湾の宝石」と呼ばれています。

 能登半島地震の影響で漁ができるかどうか心配されましたが、初日の1日の水揚げは421キロで昨年の2割程度でしたが、例年より高値で競り落とされたということです。
 
新湊漁協 松本隆司理事
「漁を再開できるのか、かなり不安があったんですけど今、仲間の船がエビを取ってきてくれたのを見て、ああ大丈夫やったなと。良かったなと思っています」

 シロエビ漁は6月ごろに最盛期を迎え、11月末まで続きます。

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