「一里塚超えて区切り」「私も傷ついた」辞職理由はリニア問題?川勝知事が会見[2024/04/03 23:30]

理由の説明もなく、辞職を口にした静岡県の川勝知事。

リニア着工を7年近く認めてこなかった知事の辞職表明に、着工を望む自治体は。
長野県飯田市・佐藤健市長:「率直な気持ちは、着工に向けた“最大の不安定要素”がクリアされる可能性が出てきた」

川勝知事は3日、会見を行いました。

静岡県・川勝平太知事:「第1次産業、農業、酪農、水産業、最も大事にしてきた産業でありまして、そういう方たちの心を傷つけたなら、誠に申し訳なく、心からおわびいたします。申し訳ありませんでした」

発言の撤回については、こう述べました。
静岡県・川勝平太知事:「言葉のあや、不十分な表現が針小棒大な形で批判に結びついた。(Q.責任をとる形で辞職するのか)傷つけたことに関しては、私の心も傷ついている。(Q.撤回はしない)そうです」

撤回はせず、辞職の理由にも、リニア問題を真っ先にあげました。
静岡県・川勝平太知事:「一番大きかったのは、リニアです。この4期目は、リニアの南アルプストンネル工事から、南アルプスの水と生態系、環境をいかに守るか心を砕いてきた。県民の皆さんとお約束したリニア問題について、一里塚をしっかり超えて、区切りを迎えたということで、ここで辞表が出せると至ったことでございます」

先月末、JR東海が、リニア開業を延期したことを挙げ、区切りがついたと説明しました。
静岡県・川勝平太知事:「(Q.任期途中に投げ出す理由にはならない)県議会も私の言動が一因になって、政局がらみで動くのが常態化していた。私が原因の一つを作っている。どう解決できるのか、常々、考えてきた。だから(辞職で)問題が減ったということになるのではないか」

川勝知事は、6月の県議会冒頭で辞職し、次の知事選には出馬しないとしています。

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