「学校に来ることが第一歩」大阪でこの春スタート 不登校特例校が公開[2024/04/04 12:26]
大阪市でこの春開校した、不登校の生徒が特別なカリキュラムで学習できる、いわゆる「不登校特例校」が公開されました。
大阪市浪速区に開校した市立心和中学校は、学校に行けなくなった不登校の生徒が学習指導要領にとらわれずに学ぶことができる、学びの多様化学校=通称「不登校特例校」です。
この春から2・3年生合わせて26人がここで学びます。
校内は「楽しみながら学習できる空間を創る」ために、市と家具メーカーの「IKEA」が共同で整備しました。
また、安心して学べる環境作りのために、スクールカウンセラーも配置されています。
大阪市立 心和中学校 盛岡栄市校長
「制服がないとか、指定のかばんがないとか、ハードルを下げながら、まず(生徒が)学校に来ることが第一歩だと思います」
授業は来週から始まりますが、生徒が担当教師らと頑張りたいことなどを気楽に話し合う「プレ登校」は3日から始まっています。