鈴木英敬衆議院議員を不起訴処分に 津地検 公選法違反の疑い[2024/04/05 18:45]

 衆議院三重4区選出の鈴木英敬議員(49)が代表を務める自民党の支部が国の公共事業の受注企業から選挙直前に寄付を受けたことを巡り、公職選挙法違反の疑いで告発された鈴木議員について津地検は不起訴としました。

 鈴木議員が代表を務める自民党の支部は、国の公共事業を受注した建設会社13社から2021年10月の衆議院解散から投票日までの間に合わせて約1000万円の寄付を受けました。

 公職選挙法は国と契約を結ぶ業者から国政選挙に関して寄付を受けることを禁じていて、去年、三重県内の共産党員が鈴木議員を公職選挙法違反の疑いで告発しました。

 これについて、津地検は今月5日付で鈴木議員を嫌疑不十分で不起訴としました。

 津地検は「捜査を尽くしたものの告発事実を認めるに足る証拠はないと判断した」としています。

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