小林製薬「紅麹」サプリ問題 入院者数216人に 相談件数は約5万9000件 厚労省[2024/04/09 19:36]

 小林製薬の「紅麹」を使用したサプリメントで健康被害の報告が相次いでいる問題で、入院した人が216人になったことが分かりました。

 厚労省によりますと、小林製薬が把握した入院者数は8日時点で、延べ216人になったことが分かりました。

 医療機関を受診した人は1251人で、小林製薬に寄せられた相談件数はおよそ5万9000件に上っているということです。

 サプリを摂取していて死亡した人は5人です。

 厚労省は亡くなった人は男性2人、女性3人で、5人のうち3人には前立腺がんや悪性リンパ腫、高血圧などの既往歴があったと新たに公表しました。

 年代は70代が3人、90代が1人、不明が1人でした。

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