寄生虫「クドア」による集団食中毒 都内で初[2024/04/11 10:16]

 東京都によりますと、先月28日から29日にかけて、練馬区内の高齢者施設内で入所者17人と施設職員1人の合わせて18人が、下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えました。

 保健所が調査したところ、昼食として提供されたすしのヒラメから寄生虫「クドア」が検出され、食中毒の原因と断定されました。

 クドアはヒラメの筋肉中に寄生する寄生虫の一種で、食後数時間で下痢や嘔吐などの症状が起きます。大きさは0.01ミリほどで、肉眼では見えません。

 症状を訴えた18人はいずれも軽症で、すでに回復しているということです。

(「グッド!モーニング」2024年4月11日放送分より)

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