小林製薬「紅麹」サプリ問題 入院221人 相談件数は約7万件に 厚労省[2024/04/11 18:30]

 小林製薬の「紅麹」を使用したサプリメントで健康被害の報告が相次いでいる問題で、入院した人が221人で相談件数は7万件に上ったことが分かりました。

 厚労省によりますと、10日時点で小林製薬が把握している入院者数は延べ221人、医療機関を受診した人は1321人になったことが分かりました。

 10日までに小林製薬に寄せられた相談件数はおよそ7万件に上るということです。

 小林製薬の「紅麹」を使ったサプリを巡っては、これまでに5人が死亡しています。

 また、自治体から厚労省に報告があった健康被害のうち、12件は回収命令が出されている「紅麹コレステヘルプ」など3製品以外の小林製薬の「紅麹」を使用した製品によるものだったということです。

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