“キムチショック”材料が高すぎる ハクサイ買えないので“変えた”[2024/04/15 19:34]

 山口県下関市のキムチ専門店「本場キムチ屋」には珍しい「水キムチ」「セロリキムチ」「イカキムチ」など、10種類以上のキムチが並んでいます。

 本場の味を伝えるこの専門店の店主は“キムチ”の定番、ハクサイの価格高騰に驚いていました。

本場キムチ屋 広川順蓮店主
「(6玉で)3800円だった。ビックリ。その前は2000円前後だったので(一気に)1800円〜2000円も上がっている」

 ハクサイの仕入れ値がおよそ2倍に。

 山口市の青果店でも…。

買い物客
「やっぱり葉ものは高いから買わない」
「高い。すぐ1000円超える」

 全国的にもハクサイの価格が上昇していて、去年は1キロ93円だったものが今年は131円と、およそ4割値上がりしているのです。
 
 春先の「悪天候」で例年、春にたくさん店頭に並ぶはずのハクサイが市場にあまり出回らない状況が続いているといいます。

 しかし、この苦境下にあっても、キムチ専門店では他の野菜を使うなどして値段は据え置きに。

本場キムチ屋 広川順蓮店主
「(仕入れ値が)下がったらうれしい。“客にはいつも通り”の気持ちがいつもある。あらゆるものが上がっているので、この店は安心して買えると思ってくれたら」

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