朝日新聞 阪神支局襲撃から37年 市民らが追悼の祈り捧げる[2024/05/03 12:06]

 兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局が襲撃され、記者が殺害された事件は37年が経ち、朝から追悼の祈りが捧げられました。

 朝日新聞阪神支局には朝から市民らが訪れ、追悼の祈りを捧げています。

 1987年5月3日の夜、朝日新聞阪神支局に目出し帽をかぶった男が侵入して散弾銃を発砲し、小尻知博記者(当時29)が死亡、犬飼兵衛記者(故人)が重傷を負いました。

 「赤報隊」を名乗る人物から報道機関に犯行声明文が送りつけられましたが、事件は未解決のまま時効を迎えました。

追悼に訪れた人
「許せない。衝撃と同時に怒りを感じました」
「民主主義の世の中としては許されることではない」

 事件が発生した午後8時15分には、朝日新聞の関係者らが集まり黙祷(もくとう)する予定です。

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