実質賃金が24カ月連続のマイナス 3月は前年同月比2.5%減 物価高の影響続く 厚労省[2024/05/09 08:30]

 3月の物価の変動を差し引いた「実質賃金」は去年の同じ時期と比べて2.5%減少しました。24カ月連続の減少で過去最長となりました。

 厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査」によりますと、3月に労働者が受け取った現金給与の総額は平均30万1193円で、去年の同じ月と比べて0.6%増えました。27カ月連続の増加です。

 一方、消費者物価指数は去年の同じ月と比べて3.1%上昇し、現金給与総額の伸びを上回っています。

 物価の影響を考慮した「実質賃金」は2.5%の減少です。

 24カ月連続のマイナスで、比較が可能な1991年以降、最長となりました。

 厚労省は「賃上げは堅調に続いているものの、物価の上昇には追い付いておらず、今後の動向に注視が必要」としています。

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