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歌手の橋幸夫さんが亡くなりました。82歳でした。
所属事務所によりますと、橋さんは肺炎のため9月4日に都内の病院で亡くなったということです。
1960年に「潮来笠」でデビューし大ヒットした橋さんは、その後、舟木一夫さん、西郷輝彦さんとともに「御三家」と称され一時代を築きました。
1962年に吉永小百合さんとのデュエット曲「いつでも夢を」で日本レコード大賞を受賞、1966年には「霧氷」で再び大賞を受賞しています。
また、1989年には認知症の母親の介護について橋さんがつづった著書「お母さんは宇宙人」がベストセラーとなりました。
橋さんは80歳となった2023年に歌手活動を引退しましたが、翌年には引退を撤回し、活動を再開。
2025年5月には所属事務所が橋さんがアルツハイマー型認知症を発症していることを公表し、5月末には救急搬送され、「一過性脳虚血発作」と診断されて入院しました。
6月に橋さんは退院し、コンサートに出演して元気な様子を見せましたが、その後、認知症の症状が悪化して再び入院していました。
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