台風15号の爪痕　茨城県日立市の突風被害は竜巻と判断　水戸地方気象台

　5日午後、茨城県日立市で車2台が巻き上げられた突風は気象台の調査の結果、竜巻と判断されました。

　台風15号が直撃した5日は大気の状態が非常に不安定となり、日立市では突風により車2台が巻き上げられる被害が出ました。

　けがをした人はいませんでした。

　水戸地方気象台は6日、職員を現地に派遣して調査を行った結果、この突風は竜巻と認められるとの調査報告を発表しました。

　風速はおよそ50メートルと推定されています。

　竜巻と判断した根拠として、活発な積乱雲が付近を通過中で移動する渦の目撃証言や画像が得られたとしています。