社会

2025年9月9日 12:26

上智大生殺害事件から29年 マッチ箱に軍手の模様か

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 上智大学の女子学生が殺害され自宅を放火された事件から29年です。現場から発見されたマッチ箱に軍手の模様のような痕がついていたことが分かりました。

 1996年9月9日小林順子さん(当時21)が東京・葛飾区の自宅で殺害され放火されました。

 現場からは犯人のものとみられるA型の血の付いたマッチ箱が見つかっていますが、その後の捜査関係者への取材で軍手の模様のような痕もついていたことが分かりました。

 これまで犯人の指紋は発見されていません。

 順子さんの父親は29年を迎えた心境をこう語りました。

小林順子さんの父 賢二さん(79)
「きょうも1日終わってしまった。明日に期待しようという思いは昔からもちろん持っていて、なぜ娘が、なぜ我が家が、誰が、このクエスチョンマークはずっと消えない」

 警視庁は、解決に向けて情報提供を呼び掛けています。

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