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2025年9月9日 18:05

インフル猛威 9月にナゼ? “猛暑”関係か…学級閉鎖も

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■インフル猛威 9月にナゼ?

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「いつもの年と比べると3倍から4倍くらい、インフルエンザの患者さんがいて、異例中の異例の年かなというふうに感じています」

 真夏の都内のクリニックの診療風景です。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「下痢や嘔吐(おうと)はないですか?」

患者の母親
「ないです」

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「先ほどインフルエンザとコロナの抗原検査をさせてもらったら、なんとインフルエンザAが陽性だったんです。結構びっくりですよね、この真夏にインフルエンザ」

 インフルエンザの流行は例年12月から3月ですが…。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「今年は夏休み8月からインフルエンザの患者さんが少し増え始めて、一日あたりで言うと、大体1人から2人ぐらい。この時期としては、かなり多いと思う」

■“猛暑”関係か…学級閉鎖も

 猛威を振るう季節はずれのインフルエンザ。青森県は流行シーズン入りを発表しました。

 北九州市では新学期早々に小・中学校で休校や学級閉鎖が起きています。

 なぜ9月なのにインフルエンザが…。実は猛暑が関連しているといいます。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「エアコンで暑さ対策をする環境はインフルエンザウイルスにとっては冬と同じような長生きしやすい環境。ひとたび増え始めると家族の中とか集団の中では感染が広がりますから、夏でも感染が広がりやすい」

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