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千葉市若葉区の路上で80代の女性が刺殺された事件で、千葉家裁は殺人などの非行内容で送致されていた中学3年の少年(15)を少年院に送る保護処分としました。
中学3年の少年は5月に千葉市若葉区若松町の路上で、近くに住む高橋八生さん(84)の背中を刃物のようなもので突き刺して殺害したなどの非行内容で7月、千葉家裁に送致されていました。
審理を続けてきた千葉家裁は少年を今月10日付で少年院に送致する保護処分を決定しました。
千葉家裁は「背後から複数回にわたりナイフで突き刺しており、強い殺意がうかがわれ、態様は悪質」と指摘する一方、「生まれながらの資質や家庭環境という少年に帰責できない事情に影響を受けた部分が相当程度あるといえる」などとしています。
少年院で収容する期間については「相当長期間が必要」としています。
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