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21日から「秋の全国交通安全運動」が始まります。秋から年末にかけて交通事故による死者数が増加するなか、警察庁は歩行者の安全確保を重点的に呼び掛ける方針です。
「秋の全国交通安全運動」は、21日から30日までの10日間行われます。
警察庁によりますと、2020年から2024年にかけて交通事故で死亡した人の割合を見ると、10月以降は「歩行中」が最も多くなっています。
また、歩行中の事故による死者数は10月以降は夜間に多くなっています。
歩行中の事故で死亡もしくは重傷となった小学生の人数は10月が最も多く、活動しやすい気候になり、外で出歩く機会が多くなることなどが原因と考えられています。
警察庁は、正しい横断歩道の渡り方を呼び掛けるほか、反射材を使用したり、明るく目立つ色の服を着たりするなど、子どもを含めた歩行者の安全確保を重点的に呼び掛けるとしています。
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