8000円有料席「花火見えない」鹿児島市が謝罪 払い戻しNGから一転 全額返金など対応へ

　鹿児島市の夜空を彩る大輪の花。およそ1万5000発の花火が打ち上げられた九州最大級の花火大会です。しかし、この花火大会を巡ってある騒動が…。

有料席を買った女性
「花火がほとんど見えなかった。返金などの対応を行うべきだと思う」

　来場者の女性が買ったのは、花火を真正面から見ることができるとうたっていた1枚8000円の有料席のチケットです。

　しかし、その女性の目の前には枝葉が生い茂る全長6メートルの大きな木が。その木と重なって、ほとんど花火が見えなかったといいます。翌日、女性は鹿児島市に苦情を伝えたということです。

　市は花火が見えなかった女性に謝罪。当初、払い戻しはしないとしていましたが、19日になり一転。チケットの全額返金などの対応を行うとしています。

鹿児島市
「木の影響により有料観覧席の一部で花火が十分に見えず、残念な思いをされた方々がいらっしゃったことに対し、主催者として心よりおわび申し上げます」

（「グッド！モーニング」2025年9月20日放送分より）