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おととし、長野県中野市で警察官を含む4人が男に殺害された事件の裁判員裁判で遺族が「日常生活を奪われた」と話し、死刑を求めました。
おととし5月、長野県中野市で散歩中の女性2人と警察官2人がナイフや猟銃で殺害されました。
殺人などの罪に問われている青木政憲被告は、これまでの裁判で一貫して黙秘しています。
9日目の24日は、遺族が被害者参加制度を用いて意見を述べています。
亡くなった竹内靖子さんの夫と子ども3人は全員、死刑を求めました。
「なぜ母は殺害されなければならなかったのか」「日常生活を奪われた」などと話すなか、青木被告は終始、目を閉じていました。
午後には検察側による求刑=論告が行われる予定です。
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