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横浜市にあるラーメン店で店長だった親族の男性を殺害し、現金などを奪った罪に問われている37歳の元従業員の男に無期懲役の判決が言い渡されました。
大橋昭仁被告はおととし9月、横浜市港南区のラーメン店で店長だった親族の男性(当時33)を包丁で複数回、刺して殺害し、現金約21万円などを奪った強盗殺人の罪に問われています。
横浜地裁は今月24日、「強固な殺意に基づく執拗(しつよう)かつ残虐な犯行」と指摘しました。
殺害目的で金品を奪うことは主な目的ではなかったとする弁護側の主張に対しては「預金残高が1000円ほどしかなく、資金を調達しなければ逃走できない状況で財物奪取を計画していたと考えるのが自然かつ合理的である」としました。
そのうえで、無期懲役の判決を言い渡しました。
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