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SNSの普及によって「社会における言葉に影響がある」と回答した人が約9割に上ったことが文化庁の調査で分かりました。
26日に公表された「国語に関する世論調査」では初めてSNSに関する項目が追加され、「SNSの普及で社会における文字や言葉の使い方に影響がある」と回答した人が89.3%に上りました。
SNSが与える影響としては「略語が増える」「新しい使い方や新しい言葉が増える」「短い言葉でのやり取りが増える」などの回答が目立ちました。
7割以上の人が「SNSを利用している」と回答し、そのうち不特定多数に向けた投稿をしているのは約2割でした。
一方、5割以上の人が「家電」(自宅にある固定電話の意味)と「映える」(写真などを撮る際にきれいでおしゃれに見えるの意味)を使っていて、新しい表現として浸透していることが明らかになりました。
文化庁は今回の調査結果を今後の文化審議会での議論などに生かしていきたいとしています。
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