皇室守る皇宮警察　初任科生23人が護衛官に　「きのうの自分に負けず全力尽くす」

　皇室の護衛などを担う皇宮警察の警察学校で卒業式が行われました。

初任科第151期卒業生総代　濱田大空皇宮巡査
「社会の規範や法規に従うとともに仲間との絆を大切にし、きのうの自分に負けず、国民からの期待と信頼に応えるべく全力を尽くす覚悟です」

　26日、皇居にある皇宮警察学校の武道場で行われた卒業式には約半年間の訓練を終えた23人が出席しました。

　直江利克皇宮警察本部長は訓示で「チームワークを大切にして、皇室守護の職務に邁進（まいしん）していただきたい」と述べました。

　今後、卒業生は皇居などにある護衛署に配属され、皇宮護衛官として警備などにあたります。