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民間企業で働く会社員らが去年1年間に受け取った平均給与が4年連続で増加し、過去最高となる478万円だったことが分かりました。
国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によりますと、民間企業の社員やパート従業員らが去年1年間に得た給与は平均で478万円で、前の年より3.9%増えました。
4年連続で増加となり、統計を取り始めた1949年以降で最高となりました。
男女別に見ると男性は587万円、女性は333万円でした。
業種別に見ると平均給与が最も高かったのは電気・ガス・熱供給・水道業の832万円で、次いで金融業・保険業の702万円でした。
最も低かったのは宿泊業・飲食サービス業の279万円でした。
国税庁は背景について「最低賃金が上がったことや(企業の)ベースアップがあったことが要因とみられる」としています。
ボーナスの平均額は前の年より4.5%増えた75万円で、2年ぶりの増加となりました。
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