“偽造免許証”で証明書を不正発行か　「外免切替」の試験免除狙ったか

　日本で車を運転するために偽造した台湾の運転免許証を使って不正に手続きをしたとして、中国籍の男女が逮捕されました。

　高志洲容疑者（38）とゴン秀平容疑者（47）は去年、仲間と共謀し、日本で車を運転するために偽造した台湾の運転免許証を使って不正に手続きをした疑いが持たれています。

　警視庁によりますと、中国の免許証の場合、日本の免許証に切り替える「外免切り替え」が必要ですが、台湾の免許証の場合は「翻訳文」と呼ばれる免許の証明ができる文書があれば日本での運転が可能となります。

　2人は中国から観光で日本へ訪れていて、インターネットで偽造した台湾の免許証を購入していました。

　2人は「偽造であることは知りませんでした」などと容疑を否認しています。