止水板故障“4年近く放置”　記録的大雨で浸水被害の地下駐車場　三重・四日市市　

　記録的な大雨で浸水した三重県四日市市の地下駐車場で止水板が故障したまま4年近く放置されていたことが分かりました。

　四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」では、今月12日夜の記録的な大雨で合わせて274台の車が水につかりました。

　地下駐車場の止水板が大雨の前から故障していたことがこれまでに分かっていますが、国土交通省が2021年12月に管理者からの報告で把握していたことが今月26日の検討委員会で新たに分かりました。

　1カ月後に協議したものの、具体的な修理については「協議中」のまま放置されていたということです。

　国土交通省の担当者は「代替案も含めて検討すべきことがあったにもかかわらず、対応できていなかった」と謝罪しました。