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SNSで有名なインフルエンサーが所属する東京・六本木などにあるキャバクラ店の運営会社が、東京国税局から5億円余りの所得隠しを指摘されていたことが分かりました。
所得隠しを指摘されたのは、六本木などにあるキャバクラ店「ファブリックグループ」を運営する「DAKE」や「MMD」など複数の会社です。
関係者によりますと、運営会社は架空の経費を計上するなどして、利益を圧縮して所得を少なく見せかけていたほか、個人的な交際費を事業経費にするなどして、一部の法人税を支払っていませんでした。
浮いた金は関西地方にある店舗のキャストに渡るなどしていたということです。
こうした実態に東京国税局は、おととしまでのおよそ3年間で5億円余りの悪質な所得隠しと指摘し、重加算税などを加え1億円余りを追徴課税しました。
「ファブリックグループ」には有名なインフルエンサーも所属していて、トップクラスの売り上げのあるキャストの一部は税務申告していなかったということです。
「DAKE」はANNの取材にコメントしていません。
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